Excelやパワポが「編集のためロックされています」で開けない時、犯人を特定する
ExcelやPowerPoint、Word等をファイルサーバで共有して編集する場合。
別の誰かが編集中なのは仕方ないとして、あまりにも長時間ロックされている場合、犯人に一声かける(または怒鳴りつける)必要がある。
Windowsのアカウントが”taro.yamada”や”tyamada”等なら誰が編集しているかすぐわかるのだが、
“emp1134″やら”654708″だと、犯人の特定に手間がかかる、または非常に困難となる。
そんな時、会社のWindows環境がActive Directoryで管理されているなら、ADに聞いてみましょう。
(ADの設定にもよるので、できない環境もあり得る)
コマンドプロンプトを開き、以下を実行。”hogehoge1234″のところに、「編集のためロックされています」のダイアログ中の”使用者”のIDを入れる。
net user /domain hogehoge1234
クエリが成功すると、以下のような結果が表示されるはず。
C:\>net user /domain hogehoge1234
この要求はドメイン hogehoge.co.jp のドメイン コントローラーで処理されます
。
ユーザー名 hogehoge1234
フル ネーム 山田 太郎
コメント
ユーザーのコメント
国コード 000 (システム既定)
アカウント有効 Yes
アカウントの期限 無期限
最終パスワード変更日時 2013/06/06 12:16:02
パスワード有効期間 2013/08/20 12:16:02
パスワード次回変更可能日時 2013/06/06 12:16:02
パスワードあり Yes
ユーザーによるパスワード変更可能 Yes
ログオン可能なワークステーション すべて
ログオン スクリプト
ユーザー プロファイル
ホーム ディレクトリ
最終ログオン日時 2013/06/16 16:50:28
ログオン可能時間 すべて
所属しているローカル グループ
所属しているグローバル グループ
コマンドは正常に終了しました。
上記の例だと、フルネームを元に使用者の名前を特定することができた。