Category: VMware

VM import connectorを使ったけど、VMwareの仮想イメージをEC2にインポートできない

うーむ、結構がんばったのだが、どうしてもVMwareの仮想イメージをAmazon EC2にインポートすることができない。 手順は、以下のサイトにある通り。 http://docs.amazonwebservices.com/AWSEC2/latest/UserGuide/index.html?UsingVirtualMachinesinAmazonEC2.html vCenterで”Import to EC2″を実行すると2つのタスクが生成され、1つめの「OVFテンプレートのエクスポート」は完了する。AWS Management Consoleを見ると、確かにインポートしようとしているゲストOS用のインスタンスもできている・・・。StatusはStoppedになっている。   しかし、vCenter上の2つめのタスク「XXX Export to EC2.label not found…」が待てど暮らせど終わらん。試に一晩放置しておいたが、やっぱりタスク完了しなかった。しかも、AWS Management Console上のインスタンスもTerminate状態になってしまい、消えてしまう。   うーん、俺の環境どっか間違ってるのかなー。      

VMwareハイパーバイザー上のプロセスの状態を確認する

  Linuxで言うと、topにあたるコマンドがesxtop。sshでESXiのハイパーバイザーにログインし、実行する。 こんな感じ。 1:08:46am up 1:41, 192 worlds; CPU load average: 0.02, 0.03, 0.10 PCPU USED(%): 116 9.0 AVG: 62 PCPU UTIL(%): 100 8.8 AVG: 54 ID GID NAME NWLD %USED %RUN %SYS %WAIT %RDY %IDLE %OVRLP %CSTP %MLMTD %SWPWT 5076 5076 esxtop.18467 1 183.87 97.55 0.00 0.00 0.00 0.00 0.40 0.00 0.00 0.00 1.

ESXiからWindowsベースのNFSサーバにアクセス

  情報はたくさんある。 http://www.sohoadvisers.com/tutorials/vmware-esxi/connect-esxi-to-windows-nfs ファイルサーバとして利用しているWindows Server 2003にWindows Services for UNIX (WSFU)をインストールし、VMware ESXiのデータストアとして利用してみた。 一応、1Gbのネットワークを組んで利用してみたが、以前研修で使ってみたSANの環境のようにはサクサクStorage vMotionできない。ま、とりあえず共有ストレージの環境できたんで、vMotionやDRSの検証ができそう。  

Windows Server 2008 R2にvCenter Server 4.1をインストール(3/3)

  前回の続き。 vCenterのインストール完了後、vSphereクライアントでvCenterに接続。 インストーラを実行する。 必要モジュールのインストール完了後、再度vSphereクライアントを起動し、vCenterに接続。 接続する際は、インストール時に指定したvCenter管理用のアカウント(今回の場合はvcadm)とパスワードを入力する。   さて、これで色々と遊べる環境ができた。  

Windows Server 2008 R2にvCenter Server 4.1をインストール(2/3)

  前回の続き。 vCenterをインストールする。 ゲストOSのDVDドライブにvCenterインストールメディアをセットし、DVDを起動。 vCenter Serverをクリック。 日本語(日本)を選択し、OK。 ゲストOSにIISがインストールされていると、以下の警告が表示される。IISがインストールされている場合は、削除すること。 次へ。 次へ。 使用許諾契約書に同意し、次へ。 ユーザ名と組織名を入力し、次へ。ライセンスキーを持っている場合は、入力すること。 前のエントリで作成しておいたデータソース名を選択し、次へ。 次へ。 OK。 vCenter管理用のアカウントのパスワードを入力し、次へ。 次へ。 次へ。 次へ。 次へ。 インストール。 終了。   最後は、vSphereクライアントを使って接続確認を行う。 次のエントリはこちら。  

Windows Server 2008 R2にvCenter Server 4.1をインストール(1/3)

  VMware vCenterの環境を構築してみる。 今回はレポジトリとして、vCenterインストーラ付属のSQL Server 2005ではなく、SQL Server 2008を使用する。 また、vCenterはESXiのゲストOS上にインストールする。自分で自分を管理するような形態になるが、ゲストOSにしておくとVMware HAやDRSの管理下におくことができるため、メリットが大きい。 先ずは事前準備から。 1、vCenterのインストールモジュールを入手 https://www.vmware.com/jp/tryvmware/?p=vmware-vsphere&lp=1 入手したvCenterのISOファイルは、ESXiのデータソースに保存しておくと便利。   2、OSアカウントを作成 ゲストOSとしてインストールしたWindows Server 2008上にて、vCenterの管理用にOSアカウントを作成する。 今回はvcadmなるアカウントを作成した。 この後ODBCの設定を作成するので、Administratorsグループにも入れておいた。   3、SQL Server 2008のインストール 手順は省略。.NET Framework 3.5.1の導入を忘れずに。 なお、.NET Frameworkを有効化する際、IISは導入しないように気をつけること。vCenterがWeb機能を持っているため、IISを導入してしまうとバッティングしてしまう。 Windows Server 2008に.NET Frameworkをインストールする https://www.cyberarchitect.net/blog/archives/63 注意点として、vCenterインストール時に必要になるため、SQL Serverインストール後にSQL Serverエージェントも起動しておくこと。 また、vCenterの管理用のOSアカウントをSQL Serverのログインアカウントとして登録し、sysadminサーバロールを付与しておく。   4、vCenterのデータベースを作成 OSにvCenter管理用のOSアカウント(今回はvcadm)でログオンし、SQL Server Management Studioを起動。「新しいクエリ」をクリック。 以下のクエリを実行。データファイルとログファイルの格納場所は、必要に応じて変更すること。 use [master] go CREATE DATABASE [VCDB] ON PRIMARY.

「来場者限定!ここでしか聞けない仮想化技術の最新動向とプライベートクラウド成功の秘訣」セミナー

  今週参加した。 http://www.uniadex.co.jp/event/2011/event_20110302_328.html VMware社のセッションは、VMwareのクラウドへの取り組みのお話。 vCloudのトピックにはそれほど触れられず、vSphereのクラウドにつながるような機能の紹介がメインだった。DRSは海外の顧客の9割が利用しているという事例の紹介があったが、もっと日本でも宣伝すればいいのに。 なんでも、元来VMwareはそれほど大々的な広告宣伝は行わない会社であるらしい。もったいないことだ。 今回のセミナーの目玉である「ついに激突!仮想化エバンジェリスト トークバトル」は、なかなか聞き応えのあるセッションだった。 日本仮想化技術の宮原さん、ユニアデックスの仮想化エバンジェリスト高橋さんのトークは色々と勉強になったのだが、印象に残った点としては、I/Oの高いシステム(DBや、Exchangeサーバ等)の仮想化がかなり一般的になってきているというお話。これについては、別の研修でも同じような話を聞いていたので、今後の仮想化環境の設計の際にはかなり自信を持ってDBサーバの仮想化は実行できそう。 後は、仮想デスクトップ(VDI)について、最近は結構普及してきているのではと思っていたのだが、実態としてはそうでもないらしい。なんでも、物理サーバのスペックが上がってきているのでゲストOSの集約率は上がってきているものの、仮想化ソフトのライセンス等々のコストを考慮するとどうしてもコスト高になってしまうらしく、それほど採用されていないとのこと。仮想デスクトップよりは、シンクライアントの方が現実的なソリューションとして採用されることが比較的多いらしい。これは、へぇ~という話だった。