Month: April 2012

Windows 7でemobile LTE(GL01P)に接続できない

  Windows 7で無線LANの設定をしたのだが、なぜかGL01PのWi-Fiにつながらなかった。SSIDステルスは有効にしているので、ワイヤレスネットワークのプロパティで「ネットワークが名前(SSID)をブロードキャストしていない場合でも接続する」にチェックを入れた。 また、セキュリティタブでは セキュリティの種類: WPA2 – パーソナル 暗号化の種類: AES ネットワークセキュリティキー: (設定したキー) にしているのに、なぜか応答がない・・。 色々試したが、原因はGL01P側でWPA/WPA2が有効になっていなかった。間違えて、無線LANのモードを変えてしまったようだ。GL01P端末右側の「WPS」ボタンを10秒間長押しすると、WPAに切り替えることができる。 つながった。

emobile LTE(GL01P)の設定を変更する

  emobileの機種をLTE対応のGL01Pに変更した。かんたんセットアップマニュアルを参照してとりあえず接続はできるようになったものの、設置ツールのadminパスワードの変更や、SSIDステルスの有効化等やりたかったので、設定を変更した際のメモ。 1、EMOBILE GL01P設定ツールにアクセス GL01Pの無線LANに接続した状態で、ブラウザから http://192.168.1.1/ にアクセス。 EMOBILE GL01P設定ツールの画面が表示される。 2、設定ツールにログイン 画面右側にユーザ名adminと入力されているので、パスワード欄にも同じく”admin”(初期パスワード)と入力し、ログイン。 [amazon_enhanced asin=”B007PNIL88″ /] 3、かんたん設定画面で、次へ 4、プロファイルリストはデフォルトのまま、次へ 5、無線LAN基本設定 好みに応じて、「SSID」を変更する。 「SSIDステルス」はデフォルト無効になっているが、会社やスタバ等で使っている際にSSIDを他人に知られると嫌なので、有効にした。 「無線LAN自動オフ」は人によって好みがわかれるところ。常時接続重視ならば「無効」、バッテリー重視ならば「有効」だろう。私は「無線LAN自動オフ」は「有効」にした上で、「無線LAN自動オフ時間(分)」をデフォルトの10から20に変更しておいた。 6、無線LANセキュリティ設定 「WPA事前共有キー」を変更する。 「IEEE802.11認証」はデフォルトの「WPA/WPA2-PSK」、「WPA暗号化方式」もデフォルトの「TKIP-AES」のままがよい。 7、ログインパスワード変更 デフォルトのadminから、もっと複雑なパスワードに変更しておく。 8、次の画面で、かんたん設定完了をクリック。無線LANが一度オフになるため、再接続する。 以上で基本設定は完了。 他にも、「WCDMAのみの通信」または「LTEのみの通信」に固定したい場合は、設定ツールにログイン後、画面左側のメニューから設定→無線WAN設定→周波数選択設定で、WCDMAかLTEに通信を固定できる。 DHCPの設定は、メニューから設定→ファイアウォール設定→DHCP設定から。DHCPで割り振られるネットワークアドレスや、DHCPリースタイムの設定が可能。ファイアウォール設定には、他にもポートマッピング設定があり、インターネットからLAN側のWebサーバ等にアクセスするためのNAT設定もできるようだ(使うかな・・?) とりあえず家のBフレッツ(マンションタイプ)よりは速いので満足しているが、売り文句の下り最大75Mbpsはだいぶ微妙。都内のLTE接続で測定してみたが、下り7.4Mbps程度だった。 [amazon_enhanced asin=”B007PNIMTG” /] 

VPN経由でOracle DBに接続できない/クエリがすごく遅い

  Oracle社のパッケージを利用したSI案件では、ライセンスの関係上、オフショアサイト側にOracleデータベースとパッケージ(Oracle EBSとか)を配置できないケースが多い(高いから)。そんな時は、日本側のオフィス(またはクライアントのDC)とオフショア側のオフィス間で拠点間VPNを張り、オフショア側から接続させる。 で、大体どのプロジェクトでも、オフショア側から「Oracleにつながらない」「検索が重くて結果が返ってこない。開発にならない」「PL/SQLのコンパイルができない」などとクレームを受けることになる。ネットワーク系の問題だと大体わたしのところにお鉢が回ってくるので、少し切り分けをしてみた。 結論から言うと、Oracle 11g Clientになってからクライアントの仕様が変わったことで、問題が起きるようだ。 10gの場合、SDU(セッションデータユニット)のデフォルトは2048 http://otndnld.oracle.co.jp/document/products/oracle10g/102/doc_cd/network.102/B19208-02/performance.htm 11gの場合、SDUのデフォルトは8192 http://download.oracle.com/docs/cd/E16338_01/network.112/b56288/performance.htm SDUとは http://docs.oracle.com/cd/E16338_01/network.112/b56288/performance.htm#i1006332 11gになってSDUのサイズが大きくなったため、10gまでのクライアントでは問題なかったのに、11gクライアントからはVPN通信中にパケットロス等の問題が起きるようになった模様。 オフショア側のクライアント側で、SDUのサイズを小さくする(2048とか)ことで、問題は解決した。 SDUのサイズはクライアント側のsqlnet.oraファイルや、tnsnames.oraファイルの設定で調整できる。 参考: http://otndnld.oracle.co.jp/document/products/oracle10g/102/doc_cd/network.102/B19209-01/tnsnames.htm#i477833 なお、オフショア側でSQL Developerを使っている場合は、先ずOracle Clientをオフショア側の端末にインストールすること。そして、クライアント側のtnsnames.oraファイルでSDUのサイズを指定し、以下のサイトを参考に、SQL Developerでtnsnames.oraファイルの場所を指定する。 http://theitbros.com/sql-developer-use-tnsnames-ora-file