Amazon S3を使ってiPadの容量を仮想的に増やす
ふと、新しいiPadのSafariからAWS Management Consoleが使えることに気付いた。 昔は、コンソールにアクセスはできるけど、使えなかった記憶が。 ちょうど、自炊した書籍のPDFデータの内、「すぐには使わないけど、もしかしたら将来使うかもしれない。使いたくなったら出先でもダウンロードしたい」データをどこに保存しておこうか考えていて、Dropbox、SugarSync、SkyDrive等のクラウドストレージについて比較調査している最中だった。 AWS Management ConsoleがiPadで使えるなら、Amazon S3にデータを保存しておいて、必要になったらデータをダウンロードして、GoodReader等でデータを閲覧すればいいではないか。 PCでAWS Management Consoleを開き、S3にデータをアップロードしておく。複数ファイルの一括アップロードもできる。 iPad側の操作。 iPadのSafariでAWS Management Consoleにログインし、S3を選択。 (※残念ながら、iPadのSafariでAWS Management Consoleにアクセスすると、Safariがよく落ちる・・) ダウンロードしたいPDFを選択し、画面右部のPropertiesをタップ。 PDFデータのプロパティが表示される。試しにLinksをクリックしてみると・・ デフォルトではインターネット上に公開されない設定になっているため、Access Deniedになる。 ダウンロードするには、ダウンロードしたいPDFデータを選択し、Actions→Make Publicをタップ。 インターネットに公開される。GoodReaderでダウンロードするには、Linksに指をあてたままにし、メニューを表示させる。リンクをコピー。 SafariのURLバーにペーストし、URLの先頭に”g”を追記し、実行(例:ghttps://~)。 GoodReaderに自動的に切り替わり、ダウンロード完了後、データを閲覧できる。 ダウンロード後、AWS Management Consoleにて、Make Publicしたデータを非公開に戻しましょう。ダウンロードしたPDFを選択し、画面右部のProperties。Permissionsタブに”Everyone”への権限が追加されているので、削除し、Save。 こんな感じで、割と簡単にiPadの仮想ストレージにできる。 ただ、Make Publicにすると、自分以外にもデータが公開される点がイマイチ。IAMでユーザ作って、そのユーザに権限を割り当てたりしたが、結局うまくいかなかった。やはりAPI利用してアプリ作るしかないか。 [amazon_enhanced asin=”4844329804″ /] なお、Amazon Web Servicesに新規サインアップしたユーザには、S3を1年間無料で使用できる範囲がある。 AWS 無料使用範囲 AWS の無料使用範囲の一環として、Amazon.