BOOKSCANを利用するなど

  本棚代わりにしているクローゼットが手狭になってきたので、技術書やビジネス書160冊をPDF化した。さすがにこの冊数だと自分で自炊は厳しいため、ブックスキャンのサービスを利用してみた。 http://www.bookscan.co.jp/ ブックスキャンのサイトに申込みから完了までの流れは記載されているが、ユーザ視点だと大体以下のような流れ。 1、段ボールを近所のスーパーで調達。 2、冊数を数えながら、本を段ボールに詰める。 冊数について、1冊あたり350ページを越えるものは、200ページ追加ごとに1冊分として依頼。 なお、ブックスキャンは本のカバーや裏表紙はスキャンしてくれない。カバーのイメージもPDFに含めたい場合、ブックスキャンでPDF化されたものに、後で自分で追加するしかないため、カバーを取り除いて段ボールにつめる。 3、ブックスキャンのサイトで申込み。 申込みをして、決済が完了すると申込み番号や発送先が表示される仕組み。 大体、決済完了してからスキャンしてくれるまで、3か月は待たされるので注意。 (ここでひたすら待つ) 4、作業予定日の2日前に、クロネコヤマト等に引き取りに来てもらって、発送。 段ボールに申込み番号を書いておくこと。また、決済完了時に表示される画面を印刷して段ボールに入れておく。クロネコヤマトの集荷受付は以下。 http://www.kuronekoyamato.co.jp/webservice_guide/shuka_off.html 5、ブックスキャンのサイト上にマイページがあるので、荷物が届いたか確認。決済した冊数を超過していたりすると、サポートセンターから連絡が来る場合があるので、マイページを確認すること。 6、スキャン作業が完了すると、マイページからダウンロードできる。 なお、何も申込みしないと、ファイル名は”0101-20110328103842975_check.pdf”みたいな感じになり、どの本のPDFなのかはダウンロードしてみないとわからない。一応、申込み時に「ファイル名変更」オプションを選ぶと、PDFのファイル名に本の名前と著者名を入れてくれるらしい。50円/冊。   以上のような流れでサービスを利用してみたが、感想としては満足している。 今回はかなりページ数の多い技術書が多かったため、160冊で2万円+段ボール4箱でクロネコヤマトの発送料4000円ぐらいかかった。約150円/冊ぐらいということになる。私の場合、ScanSnapは持っているが裁断機は持っておらず、いつもKinko’sで本を裁断してもらって自炊している。Kinko’sで裁断すると、本の厚さ1cmにつき105円かかるので、自分でスキャンする手間を考えると楽チンでよかったという印象。 家に本がたまっている方、ぜひお試しを。  

海外でiPadを使う(北米)

  アメリカにはiPadも持ってきたので、iPadの接続もしてみた。 0. 前提として、ソフトバンクモバイルの「海外パケットし放題」サービスに加入していること。渡航前に確認しておこう。 ちなみに、ソフトバンクショップは店によってはiPadの契約手続きができないので注意。 ソフトバンクモバイル 海外パケットし放題 http://mb.softbank.jp/mb/ipad/service/international_roaming/packet/ 1. 海外についたら、「設定」をタップ。 2. 「モバイルデータ通信」をオンにする。 3. 設定に戻り、「キャリア」にて事業者名を選択。アメリカの場合はAT&TやT-Mobileが使えるようだ。 海外のサービスエリアと利用料金 http://mb.softbank.jp/mb/ipad/service/international_roaming/ 4. 設定に戻り、「モバイルデータ通信」にてデータローミングをオンにする。 なお、TwitterやFacebook等のパケット通信をしない時間帯は、データローミングはオフにしておくと料金を節約できるはず。 割とすぐつながった。  

海外でGALAXY Sを使う(北米)

  出張でアメリカに来た。日本の家族との連絡用に、GALAXY Sを利用する。 0. 前提として、3G+GSMエリア対応ケータイを利用していること。GALAXY Sは対応している。 また、日本国内の「パケット定額サービス」か「定額データプラン」に加入していること。じゃないとパケ死することになる。 1. 海外についたら、端末左下のマークをタップし、「設定」を選択。 2. 「無線とネットワーク」を選択。 3. 「モバイルネットワーク」を選択。 4. 「ネットワークオペレータ」を選択し、事業者名が表示されるのを待つ。 5. アメリカ(本土)の場合は「AT&T」や「Cingular」を明示的に選択すること。 ※私の場合はシカゴでAT&Tの回線を利用したのだが、「T-Mobile」もネットワークオペレータとして表示された。 T-Mobileはアメリカの海外パケホーダイの対象事業者ではないようなので、おそらく自動選択されたりするとパケット通信料が非常に高額になると思われる。 「海外パケ・ホーダイ」対象事業者 http://www.nttdocomo.co.jp/service/world/roaming/outline/content/kaigai_pake_hodai/network/ 6. ネットワークオペレータを選択できたら「モバイルネットワーク」設定に戻り、「データローミング」をオンにすること。 なお、パケット通信をしない時間帯は、データローミングはオフにしておくと料金を節約できるはず。 私の場合、空港に着いてすぐはAT&Tの回線に接続できなかった。上記設定を何回か繰り返している内に繋がったので、うまくいかない人は何回かリトライするべし。 2011/05/19追記: こんなのもあるらしい。 NTTドコモ、”海外パケ・ホーダイ”の設定をサポートするAndroidアプリ「ドコモ海外利用」を公開、HT-03Aもサポート http://juggly.cn/archives/29181.html  

Apacheでトップページへのアクセスを特定URIにリダイレクト

  よくある要件。 トップページ(例:http://www.hogehoge.com/)へのアクセスを、特定のページに自動的にリダイレクトさせたい。 おなじみのmod_rewriteを使った例。 以下は、httpd.confの の中に記述すること。 RewriteEngine On RewriteBase / RewriteCond %{REQUEST_URI} !test.*$ RewriteRule ^(.*)$ test/$1 [R,L] “http://www.hogehoge.com/”へのアクセスは、”http://www.hogehoge.com/test/”に自動的にリダイレクトされる。 参考: http://blog.dawgsdk.org/weblog/archives/411011 http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2010/01/05/6369  

CONFIG: ORA-20001: SYSMAN already exists..

  AWS上で、Oracle DBの11.2.0を試している。 例の如く、EC2インスタンスのprivate ipがOS起動毎に変わる影響で、EMが起動しない。EMのレポジトリを再作成しようとしたが、表題のエラーが発生して再作成が失敗する。また、シューティングしている中で以下のようなエラーも発生。 CONFIG: ORA-00955: name is already used by an existing object ググって、以下の情報を見つけた。 http://blog.mclaughlinsoftware.com/oracle-architecture-configuration/changing-windows-hostname-and-oracle-enterprise-manager/ http://arjudba.blogspot.com/2008/04/stack-of-problems-while-creating.html http://forums.oracle.com/forums/thread.jspa?threadID=1057381&tstart=0&start=45 1、先ず、いつものようにEMのレポジトリをドロップ emca -deconfig dbcontrol db -repos drop 2、SYSMAN関連のオブジェクトを、手動でドロップ DROP USER sysman CASCADE; DROP PUBLIC SYNONYM setemviewusercontext; DROP ROLE mgmt_user; DROP PUBLIC SYNONYM mgmt_target_blackouts; DROP USER mgmt_view; DROP PUBLIC SYNONYM MGMT_AVAILABILITY; 3、EMのレポジトリを再作成 emca -config dbcontrol db -repos.

EBSブートしたルートパーティションの領域拡張

  us-westのEC2環境を使い始めたのを機に、昨年末話題になっていたEC2インスタンスのEBSブートを試した。 その際、以下の各サイトを参考にさせて頂いた。 http://nxdxa.blogspot.com/2010/02/amazon-ebs-ec2.html http://blog.suz-lab.com/2010/01/migrating-centos-s3-based-ami-to-ebs.html http://coderslike.us/2009/12/07/amazon-ec2-boot-from-ebs-and-ami-conversion/ ネット上の情報を見るに、EC2インスタンスのEBSブートには、以下のようなメリットがあるようだ。 ・S3ベースのインスタンスと比較し、起動が速い。 ・インスタンス停止時に”terminate”ではなく”stop”を実行することで、ルートパーティション上のデータが消されないで済む。 ・S3ベースのインスタンスのルートパーティションの領域は、10GBが上限。一方、EBSベースの場合、1TBまで領域を拡張できる。 1つ目、2つ目のメリットについては噂通り。 インスタンスの起動時間は計測したわけではないが、速くなっている印象を受けた。 また、ルートパーティション上で変更を加えた場合(/etcの下のファイルをイジる、とか・・・)、以前ならec2-bundle-volしないといけなくてウザかったのだが、その必要はなくなった。インスタンスをterminateせず、stopしておけば、ルートパーティション上のデータは消えず、課金もされない。個人でちょくちょく使う利用者にとってはうれしい機能だ。 一方、3つ目のメリット、ルートパーティションの領域拡張については、最初若干うまくいかなかった。 参考にさせて頂いた3つめのサイトの情報を基に、インスタンス起動時にblock-device-mappingを指定してルートパーティションの領域を拡張しようとしたのだが、これがどうにもうまくいかない。ec2run -hの情報を見て色々試行錯誤したのだが、コマンドだとうまくいかない・・・なんでだろう? C:\Amazon Web Services>ec2run ami-XXXXXXXX –block-device-mapping /dev/sda1=:50 -k xxxx -g xxxx -z us-west-1a WARNING: Ignoring extra parameter(s): [ :50 ] Invalid argument for option ‘-b, –block-device-mapping MAPPING’: ‘/dev/sda1’ (-h for usage) 結局、インスタンスはAWS Management Consoleで普通に起動させ、起動後にサーバにログインし、resize2fsしたら普通にうまくいった。 (以下はCentOSの例) [root@hogehoge ~]# df -k Filesystem.

Amazon EC2 APIで、us-east以外のregionを管理

  Amazon EC2でus-west(N. California)にインスタンスを立てたのだが、インスタンス上でec2-describe-instancesしても、何も表示されない。 どうやら、Amazon EC2 API Toolsのデフォルトregionは、us-eastになっているようだ。 http://docs.amazonwebservices.com/AWSEC2/latest/UserGuide/index.html?setting-up-your-tools.html By default, the Amazon EC2 tools use the Eastern United States region (us-east-1) with the us-east-1.ec2.amazonaws.com service endpoint URL. This section describes how to specify a different region by changing the service endpoint URL. regionの切り替えは、環境変数で行う。EC2_URLに、管理を行いたいregionのURLを設定する。 以下は、us-west、Linux環境の例。Windowsなら、当然ながらsetにすること。 export EC2_URL=https://ec2.us-west-1.amazonaws.com URLのFQDN部分は、ec2-describe-regionsで調べられる模様。 [root@hogehoge ~]# ec2-describe-regions REGION eu-west-1 ec2.eu-west-1.amazonaws.com REGION.

ORA-1092

  データベース作成時に発生し、データベース作成失敗。 ORA-1092 : opiodr aborting process unknown ospid (5701_2513792) Sat Jun 06 11:06:48 2009 ORA-1092 : opitsk aborting process 直感的にはわからなかったが、どうやらcreate databaseする時にディスクの領域が足りなかったようだ。 ググると、oracleユーザがディレクトリ権限を持っていない場合も発生したりするらしい。

Amazon Elastic Block Storeの容量を拡張したい

  Oracleのインスタンス用に使っているAmazon EBSのボリューム容量が手狭になってきたため、容量を増やすことにした。 ネットで軽く調べた限り、作成済みのEBSボリュームの容量を拡張することはできなさそう。 また、snapshotを作成後、以下のようにsnapshotオプションを指定して新規EBSボリュームを作成すれば、擬似的にボリュームの容量を拡張できるのではと思ったが、ボリュームの容量が増えても、OSが認識するパーティションのサイズは変わらないので、要件を満たせない。 ec2-create-volume –size 50 –snapshot snap-xxxexxxb -z us-east-1a というわけで、新しいボリュームマウントして、素直にデータコピーしましたが何か?という結果になった。 1、新しいボリュームを作成 $ ec2-create-volume –size 50 -z us-east-1a 2、新旧のボリュームをマウント $ ec2-attach-volume -d /dev/sdf -i $ ec2-attach-volume -d /dev/sdg -i 3、新しいボリュームのファイルシステムを作成 $ mkfs -t ext3 /dev/sdf 4、両方マウント $ mount /dev/sdf /opt/oracle $ mount /dev/sdg /mnt 5、古いボリュームから、データをコピー 6、Oracle起動して確認 うまくいったみたい。